のり一(のりいち/鹿児島県鹿児島市山之口町)

1949年オープン

                 

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のり一(のりいち)グルメレポート

 友人とカラオケ歌って別れたのは零時を回っていたと思います。一人でホテルに帰る途中。ああそういえば、ここあたりに「のり一ラーメン」があったなあと少し寄り道。
 お店の前に行くと凄い人。満席のようです。食券買ってるお客さんも二組います。ただ回転が良いし、カウンターの隅に一つ椅子が空いてるところは、おそらく前の二組は座らないからすぐ入れそうと考え、あんまりお腹空いてるわけでもないのに食券を購入。
          
 この「のり一」のラーメンは懐かしいラーメンなんです。おそらく、鹿児島に住んでいた人ならそういう人が多いはず。
 学生時代は外食中心で、学生街の定食屋にお世話になりましたが、夕食の予算は大体320円から400円ぐらい。500円の食事は贅沢、って感じていました。その当時ここのラーメンは200円ぐらいだったと思います。(今は500円ですが、今の物価からすると安いですね。ただ2010年に来店していて、その時は300円とありますので、確実に物価は上昇してます)
               
 私は学生の頃映画が好きで、当時は天文館に映画館はありましたから、よく天文館に映画を観に行ったものです。多分、週に1、2回行っていたと思います。時には友人と行くこともありましたが、結構な頻度で、しかもそこまで話題になってない映画も観に行きますので、そんな事に付き合う友人は稀ですから、基本的に一人で行くようになりました。
 当時は入れ替え制ではありませんでしたから、チケット買うと、そのまま繰り返し見る事も出来たました。二本立てが多かったですが、それを繰り返し、つまり四本分ですね、観る事もありましたので、一人の方が都合も良かったのです。
              
 映画を観て夕食に「のり一」のラーメンを食って帰る、って事も多くて、ここのお店をみると、学生時代を思い出します。懐かしいラーメンですが、鹿児島に来てもなかなか食べる機会がありません。それもあって、あんまりお腹すいてもいないけど食べたくなった、って事ですね。
                 
 ラーメンを注文しましたが、凄い混雑ですし、出てくるまで少し待ちました。先にお茶と沢庵。隣の客がラーメンを食べながら、おにぎりと沢庵を食べています。このおにぎりと沢庵の組み合わせはまた良すぎ。そこまで空腹でもないくせに、おにぎり注文。ラーメンが来る前に、このおにぎりと沢庵をたべてしまいました。困ったもんです。
             
 それからほどなくラーメン。基本的にスープは変わってないですが、少し辛くなってるような。日向で言うと、丸一ラーメンに近いスープです。麺も若干当時と比べると太くなってる気もしましたが、気のせいかな。しかし久しぶりにここのラーメン食べて満足しました。
 お店を出る時は午前1時ぐらいだったと思いますが、街は賑やか。若い人が多い。日向の夜とは随分違いますねえ。
(投稿日:2019年01月26日 投稿者:コバさん)
     
     
     

 鹿児島には有名なラーメン屋さんがたくさんあります。「こむらさき」「のぼる屋
」「和田屋」などなど、そして最近では「豚とろ」ラーメン。その中で今回の鹿児島で私が選んだのは「のり一」。ここは学生時代、映画を観た後によく通ったラーメン屋で、安くて美味しく、私には懐かしいラーメンなのです。
             
 学生時代、私は映画が大好きでした。高校生までは映画と言えば休日に友人数人と連れ立って話題の映画を時折観にいく程度でしたが、大学時代は時間がたっぷりあることもあり、最初から余程ひどそうな映画と思えない限り、ほとんどの映画(主に洋画ですが)を観にいきました。
               
 しかしそうなると付き合ってくれる友人もそうそういませんので、一人で観にいくことが多くなります。一人で映画を観るというのは慣れないとちょっと寂しい感じもしますが、当時は今のように入れ替え制ではなく、繰り返し観たいと思えば一日映画館にいても良かったので、そんな時は一人の方が都合はいいのです。
                  
 しかしさすがに一日映画館に居座る、という経験はほとんどありませんが、リバイバルで公開された「サウンドオブミュージック」を観た時は結局一日映画館にいました。当時は二本立て、というのがほとんどで、この時同時公開の映画は「少年と鮫」という映画。あんまり面白そうな映画ではありませんでしたが、とに角観る事の出来るものは観る、というような感覚で、朝10時半頃(平日でしたから開始時間が少し遅かったと記憶してます)からまずこの「少年と鮫」を観ます。その後二本目の「サウンドオブミュージック」。
                 
 この映画はおそらくテレビで何度も放映されていたに違いありませんでしたが、私は観たのはこの時初めて。この映画には感動しました。この映画のファンはそれこそ数限りなくいるでしょうが、私もこの時にファンの仲間入りしたわけです。
                 
 素晴らしい映画なので再び観ようとそのまま映画館に居坐ります。「少年と鮫」が1時間半、「サウンドオブミュージック」は3時間ですが休憩時間、コマーシャル等も途中ありますから、二本を見た時点でおそらく5時間半ぐらい経過していたんでしょうか
?あまり観たくもない「少年と鮫」を観て再度「サウンドオブミュージック」。
                
 今となっては信じられませんが、この二度目の「サウンドオブミュージック」を観終わった後、私は「もう一回観ようと!」と思いました。しかしここで映画館は終了。気がつくと午後10時前後で、平日でしたからこの時間で閉館でした。我ながら時間の経過にびっくり。時間を忘れる、というのはホントにあります。
          
 さて「のり一 ラーメン」は当時(30年前)200円ぐらいでしたが、今は中が300円、大が350円。それでも安いですよね。日向市の「まるいちラーメン」のスープにちょっと似てます。メニューは他に、ごはん、おにぎり、玉子とシンプル。味は当時と変わりなく、美味しく、そして懐かしい味でした。
(投稿日:2010年09月09日 投稿者:コバさん)

     
    
    

のり一(のりいち)メニュー

     
   
    

のり一(のりいち)備考

・席数/ 32席(カウンターと座敷席あり)
・禁煙・喫煙/ 全席禁煙
・駐車場/ なし
・開店日/ 1949年
        
    
    

のり一(のりいち)情報

営業時間/ 11:30~14:00、20:00〜翌3:00
定休日/ 日曜日
      
住所/ 〒892-0844 鹿児島県鹿児島市山之口町9-3 神川ビル 1F
電話/ 099-222-4497